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やってみよう!どうぶつしょうぎ大会


 いっぽでは、どうぶつしょうぎ大会を運営しているスタッフが集まり情報交換をしています。大会運営というと敷居が高そうな響きがあるかもしれませんが、少人数で対戦を楽しむものから、大人数で強さを競うものまで様々な形があり、誰でも企画することができます。

 どうぶつしょうぎの場合はルールを覚えたてでも大丈夫。対局していくことで、自然に遊び方がわかってきます。大会で遊んでいるうちにどんどん集中が深まっていくのが、どうぶつしょうぎの不思議なところです。

 大会開催にあたり、目的を何にするかが一番のポイントです。遊びたい、交流したい、マナーを身に着けたい、知的な経験をしたい、強さを競いたい、楽しみたい、などの目的に応じて、対局相手を決める方法、採点方式、優勝者を決めるか棋力認定方式にするかなど、詳細を決めていきます。

 予算が少なくても、工夫と手間でカバーできることもあります。たとえばPTAで運営する場合、保護者がすばらしいスタッフとなり、表彰状も手づくり。学校の部屋が使えるので安心かつ無料といった具合です。

 ちなみにこれまではこんな形がありました。

・人が集まる施設やお祭りの中で、通りがかった人がルールを覚えてすぐに対戦できるミニ大会

・学校や学童などで一定の時間対戦を行い、獲得ポイントに応じて全員が認定証をもらえる大会

・事前に募集をかけて、学年別などクラスを分けて対戦し、力を発揮してもらう大会

・cafeでわいわい楽しみながら対戦する大会

 対戦はラウンドロビン方式と呼ぶ、勝ったら3点、負けたら1点もらえ、対戦カードにポイントを集めていく形が最も多く取り入れられています。これは、どうぶつしょうぎは対戦時間が短く沢山対局をこなすのに適していることと、作者の北尾まどか先生の「負けた子も指せば必ず何かを得ることができる形にしたい」という思いを反映しています。

 はじめての子でも参加しやすいのもラウンドロビン方式の特徴です。ルール説明とミニ大会で45分から90分ぐらいはあっという間に集中して過ぎていきます。45分というのは小学校の授業1回分=子どもが集中を維持できる時間という意味でちょうど良い長さです。

 大会にはまだ発見されていない楽しみ方や、運営方法が沢山潜んでいます。いっぽではこの冬、おとなを対象にした大会にチャレンジします。先手後手両方指すことにしようか?持ち時間をつけようか?どんな人が来るかを想像しながら、ルールを検討しています。

 いつかは、こどもだけで運営する大会を作ってみたいという夢もあります。

 写真は未就学児の大会の1コマ。対戦相手と一緒にスタンプを押しにいきましょう、とお約束すると、勝者と敗者が仲良くお手手をつないで歩いていきました。準備は大変ですが、このような光景を見てほっこりできるのはスタッフをやっていて嬉しい瞬間です。

 みなさんもぜひ、大会を企画してみてください。運営ノウハウを教えて欲しい!などのご相談がありましたら、お気軽にお寄せください。

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