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[寄稿]数学カフェでどうぶつしょうぎ


奈良女子大学理学部数学科4回生の森晴香と申します。 私の夢は、数学の面白さや楽しさを伝えることです。 2月20日(土)に、「すうがくカフェ」(@WFC)というイベントを開催し、そ の題材の一つとして、どうぶつしょうぎを使用いたしました。

どうぶつしょうぎのデザインを考案された藤田麻衣子さんとは、2014年奈良 女子大学での学園祭で行われるサイエンスオープンラボでお世話になり、学園祭 でどうぶつしょうぎに関する講演等をしていただきました。

今回も是非、どうぶつしょうぎを使用させていただきたいと思いお願いしたとこ ろ、快く了承してくださいました。 再び、どうぶつしょうぎ、そして、藤田さんとご縁をいただくことができ、大変 感謝しています。

すうがくカフェのイベントの内容は、生活の中にある様々な事柄(音楽、美術、 自然、ゲーム等)と数学を絡めながら、数学の面白さを体感することです。そし て、地域に拘った食も楽しみます。 このイベントを開催しようと思った理由は、二つあります。 一つ目は、奈良での生活も残り少しとなり、大好きになった「奈良」という地で、 数学の面白さを伝えるイベントを開催し、将来の夢への一歩にしたいからです。 そして、二つ目は、奈良ならではの食を生かした昼食を用意し、今までお世話に なった方々とゆったりとしたひとときを過ごしたいと思ったからです。 以下、どのようにどうぶつしょうぎを題材とし、数学と絡めたのか等についてご 報告いたします。 まず、ゲーム理論についてのプリントを作成し、そのことについてもお話し、ゲ ーム(将棋など)と数学との関係に触れました。 そして、身近にある将棋などのゲームは数学と関係していることに関連し、”ゲ ーム理論”を身近に感じていただくために、どうぶつしょうぎを使用し、実際に どうぶつしょうぎで遊びました。

参加者の方は、どうぶつしょうぎではどのような手が有利であるのかや、コツを 考えていらっしゃいました。 また、どうぶつしょうぎを初めて知った方も多く、「ルールは簡単なのに、奥深 くて面白い!」とおっしゃってくださいました。 イベント後も、自分でどうぶつしょうぎの盤と駒を作成し、楽しんでくださって いる方もいるほど大好評で、どうぶつしょうぎの面白さが今後もより広まってい けばいいなと思いました。 更に、数字の歴史や、数字の良さに触れるために、数字のない世界をどうぶつし ょうぎで表現しました。 数字を使わない「どうぶつしょうぎ」を生かして、どうぶつしょうぎ村という空 想の世界を作り、クイズ形式で数字のない世界を創造しました。

クイズは、「”数字”が発明されていない昔のお話。「どうぶつしょうぎ村」とい う小さな村がありました。ここには、”数字”の代わりに、”どうぶつしょうぎの 駒”があります。ある日、一人の村人が284頭ものライオンをキャッチしてき たそうです。村人はこの頭数をどのように記録したらよいでしょうか。」という ものです。 因みに、答えは、定義を与えていれば、人ぞれぞれ違って良いです。 (たとえば、ひよこ1駒を「1頭」と対応させ、ひよこの駒を284個並べる、 など。) 反省点として、「284」と数字で問題文章の中に表さず、頭数を小さくした方 が、より「数字が発明されていない時代」を再現できたと思うので、この反省を 生かして、もう一度作り直す予定です。 しかし、数字の代わりに、どうぶつしょうぎの駒を使って個数を記録するという 行為によって、数字が存在しなかった時代の人々は物をどのように数えていたの かや、数学をしていたのか(足算や引き算など)を考えるきっかけにでき、また、 今まで数学が発展してきた裏側には、「数字」によって支えられていることを体 感できたのではないかと思います。 私自身、どうぶつしょうぎの奥深さには驚くばかりで、どうぶつしょうぎの可能 性はまだまだあると感じています。 奈良女子大学サイエンスオープンラボに引き続き、再びどうぶつしょうぎと関わ れたことに大変感謝しております。 今回のイベント開催によって、得た経験は大きく、そして、反省点も多かったた め、次回へ生かし、繋げていこうと思います。 拙い文章ではありますが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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