どうぶつしょうぎキッズチャレンジ#20 宮城県利府町西部児童館「りふ〜る」
春休み中の3月30日(木)、宮城県利府町にある利府町西部児童館「りふ〜る」に
お邪魔しました。
今回のチャンジャーは小学校1年生・2年生の25名、男の子と女の子の割合は半々です。
この児童館にはマスター将棋(駒に動き方が書いてある)やどうぶつしょうぎがあるので
遊び方を知っている子は多く、初めてどうぶつしょうぎをやるお子さんは数名でした。

初めてのお子さんもいるので、まずは動かし方の確認とあそび方を大盤を使って説明。
その後、お友達同士で練習対局をしてもらいました。
知っている子が知らない子に教えるなどして、練習も上手くできたようなので、カード
を使っての対戦開始です
最初は緊張もあって、対戦時間が思ったより長かったですが、慣れるとスピードアップ!
最後の方はスタンプを押す列がひっきりなしの状態でした。
最後のポイント計算はキッズ達にやってもらいました。足し算、掛け算の練習にもなって
賑やかな時間でした。
点数に応じて認定証をみんなに配り、チャレンジタイムは終了しました。

今回印象的だったのは、はっきりと「負けました」という子が多かったことです。自分で
負けたことを意思表示するのはどうぶつしょうぎでも将棋でも悔しさがあってなかなか言
えない子も多い中、はっきりと聞こえる声はこちらの心にも響きました。
児童館のスタッフの方によれば、これだけ女の子が積極的にやるのは珍しいとのことで、
これもどうぶつしょうぎの分かりやすさと楽しさ、親しみやすさが理由ではないかと思い
ました。
----------------------
2016年度のどうぶつしょうぎキッズチャレンジはこれをもちまして終了いたしました。全国25箇所の保育園・幼稚園・学童クラブで実施させていただき、沢山のお子さんと触れ合う機会がもてました。実施にあたりご協力いただいた施設の皆さま、大変ありがとうございました。
このキッズチャレンジを通して得たものを活かし、今後も園や学校での活動含め、どうぶつしょうぎの普及活動を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
いっぽ どうぶつしょうぎを育てる会