どうぶつしょうぎキッズチャレンジ#1(静岡市こぐま保育園)

いっぽは今年度「どうぶつしょうぎキッズチャレンジ」と題して、全国の幼稚園・保育園でどうぶつしょうぎの訪問授業を行います。
8/19(金)に静岡市「こぐま保育園」で第一回のキッズチャレンジ授業が開かれました。
夏休みの一日、午前の遊びの時間を使って60分、どうぶつしょうぎを楽しんでもらいます。
集まった のは年長さんと、併設の学童に火曜小学生約20名。
「山に行ってきた!」「プールに行った!」と元気に夏休みの報告をしてくれました。
学年が違っても、全員が一緒に楽しめるのがどうぶつしょうぎの良さです。
プログラムはこんな流れで行います。
(1)ご挨拶とルールのおさらい …10分ぐらい
(2)みんなで対戦(先生との対局も)…30〜40分
(3)大盤でクイズ…5分
(4)おかたづけとご挨拶…5分
どうぶつしょうぎを園で取り入れる、といってもどのように進めるか、イメージがわかない保育士さんも多いと思います。
日頃から一つはどうぶつしょうぎが置いてあっても、遊ぶのは一部のお子さん。全員が楽しめるのか、60分集中できるのか、そんな不安をよく聞きます。
ところが、はじめてみると、お子さんたちはおとながびっくりするぐらい集中して、次々と対局に挑戦していきます。
もちろんそれぞれのペースがあり、ゆっくり考える子、元気におしゃべりしながらの子、負けて悔しい子、勝って嬉しい子、様々ですが、日頃保育の現場では見られなかったお子さんの一面が浮かび上がるのもどうぶつしょうぎの面白いところ。
コミュニケーション取るのが苦手かな?と思っていた子が積極的だったり、おとなしい子が力を発揮したり、いろんな発見があります。
そして一局一局「よろしくおねがいします」「ありがとうございました」と折り目をつけ、子どもは飽きることなく次の対局に励みます。
いろんな子がいて、でもみんなどうぶつしょうぎで遊べるんだよ、誰もがその個性のままに向き合えるんだよ、ということを示せるのが、この一斉にどうぶつしょうぎをやる授業の良さかなと思っています。
もちろんこのためには盤を沢山用意しなくてはなりません。指導者も必要です。日頃の保育の中ではなかなか自力で行えない一斉でのどうぶつしょうぎ。そこをいっぽがお手伝いしたいと思っています。ぜひこの機会にキッズチャレンジにご応募ください。

おさらいタイムでは、ルールのこと、マナーのこと、3つのおやくそくなどを説明します。


10〜20対局を短時間で行う子どもたち。クラスや学年が違っても、交流するきっかけを作れます。